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2024.11.11
SPRING「起業・アントレプレナーシップ養成講座」(第2回)を開催しました

2024年10月31日(木)16:30-18:00 環境・情報科学館3階において、16名の博士学生が参加し「起業・アントレプレナーシップ養成講座」(第2回)が開催されました。

今年度より開始した三重大学SPRINGでは、キャリア開発・育成コンテンツとして各種講座を開催していますが、「起業・アントレプレナーシップ養成講座」では、事業化や起業の経験を有する実践者をゲストスピーカーとしてお招きします。

今回は、株式会社Anotherworker 代表取締役 金澤 賢一 様より、『博士のスキルを最大限に生かす、起業という選択肢』というテーマでご講演をいただきました。

金澤様は本学工学研究科の修了生です。学生時代は、SPRINGの事業統括である矢野賢一教授の研究室に在籍されていましたが、在学中に取り組んだ民間企業でのインターンシップにおいて、自らの技術が課題解決に役立つきっかけがあり、起業という選択肢を決意され、修了とともに会社を設立されました。

講演の冒頭、講座代表である研究・社会連携統括本部 知財ガバナンス部門 八神寿徳 准教授の挨拶があり、講座が開講となりました。

金澤様からは、ご自身の興味、経歴の紹介から、如何にして起業に至ったか、事業の内容、起業に際して苦労したことなど幅広くご講演頂きました。博士課程に在籍する学生にとって今後のキャリアを考える上で可能性が広がる内容となりました。

「博士こそ起業は最適な選択肢(博士こそ起業すべき)」

起業には、博士で培った総合的なスキル、問題解決能力、忍耐力などが必要となる。経験は必ず役立つ。自由に働きたい、社会貢献したいなどの想いを持つ方は、必ずしも斬新で特別な事業内容でなくとも起業は可能であるので、選択肢の一つとして挙げておくのも良いとのお話がありました。

質疑応答では、「事業計画や収益について」、「融資について」、「なぜ起業や株式会社設立という選択をしたのか」、「今後についてのこと」など、予定時間一杯まで多くの質問が寄せられ、活発な議論で盛り上がりました。

続いて開催した交流会は、場所をレストラン「ぱせお」に移し、開催されました。

より気楽な雰囲気のなか、講座中に質問できなかったことや、さらに具体的な内容について話が交わされ、起業家として実社会で活躍する先輩と交流を図る貴重な機会となりました。

金澤様にはお忙しい中、三重大学SPRINGへご協力をいただき心より御礼申し上げます。

次回の「起業・アントレプレナーシップ養成講座」は、令和7年1月14日(火)16時30分より、株式会社 バンザイ・ファクトリー 代表取締役 高橋和良様をお迎えして開催します。

三重大学SPRINGでは、引き続き関連企業様のご協力をいただきながら、実践知と実社会に触れる博士人材の育成策を通じて、世界と日本の未来つくりに挑戦する人材育成に取り組みます。

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