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2024.09.19
2024(令和6)年度 三重大学SPRING支援学生・指導教員交流会を開催しました

令和6年9月4日(水)、今年度第1回目の「三重大学SPRING支援学生・指導教員交流会・夏」を開催しました。

昨年度から始めたこの交流会は、支援学生の「学生間の交流の場がほしい」「博士は孤独」といった声を受けて企画されたものでした。新SPRINGに切り替わった今年度からも、支援学生の創発力の育成やキャリア開発の面で重要な取組と位置付けています。

今回も交流会と懇親会の二部構成ですが、第一部の交流会(環境・情報科学館)には、支援学生や指導教員のほか、博士への進学を目指す修士課程の学生(5名)を加えた総勢44名が参加しました。

交流会の冒頭では、学長補佐・事業統括である矢野賢一教授から交流会の主旨説明があり、「堅苦しく考えずに様々な意見を聞かせて欲しい」との挨拶がありました。

続いて、今年度より加わったD1学生5名(都合により1名欠席)から、それぞれ自己紹介とプレゼンテーションが行われ、参加した先輩学生は新しい仲間の人柄などを含め、興味深く聞き入っていました。

 

 

交流会を実施する背景には、昨年度行った学生へのアンケートの活用があります。学生からは若手研究者との交流機会を求める声も寄せられたため、今回の交流会では支援学生の先輩である生物資源学研究科 八木原風 助教を講師に迎えました。

 

 

八木助教は、旧フェローシップ支援学生であり、その後JSPSの特別研究員となり、今年度から本学の助教として活躍をしています。八木助教からは、学部時代から現在に至る研究活動をはじめ、論文執筆や研究を進めるうえでの留意点、人脈創りなど、自身の経験談が幅広く紹介されました。限られた時間でしたが、質疑応答を含め参加学生は先輩の声に熱心に耳を傾けていました。

 

続いては、新たな支援事業等に関するガイダンスとともに、学生の要望や生の声を聴くことを目的として、グループディスカッションが行われました。

 

 

 

グループディスカッションのテーマは、ガイダンスで紹介した「海外派遣研修制度の採択状況」やメンターを利用できる新制度と、整備予定の活動拠点に対してです。

各グループでは、本事業を通じて「何をしたいか」、「どう活用したいか」、「どうすければ良くなる」など今後の目標にも繋がる議論で盛り上がり、最後には、ディスカッションのテーマを通して、事業統括である矢野賢一教授との意見交換があり、時間一杯まで議論は尽きることがありませんでした。

 

 

第二部の懇親会(レストランぱせお)は、前回と同様に立食形式での開催です。

 

今回は地域イノベーション学研究科の小西凌さん(D3)乾杯の発声によりスタートし、気楽な雰囲気の中、支援学生間では研究に関する具体的に突っ込んだ内容の意見交換や、生活面を含めた幅広い話が交わされ、有意義な交流機会となりました。

 

 

 

 

 

 

まだまだ話足りない中ではありましたが、最後に、医学系研究科D3の松山加乃さんの挨拶で閉会となりました。

本学の今年度における取組はまだまだこれからが本番になります。研究活動の支援を進含め、より良いSPRING事業を目指して取り組んで参ります。

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